2012ー13シーズンの西山中サッカーの特徴
A:フォーメーションは1-4-2-3-1または1-4-4-2。
B:ボールを奪えるが、ボールを失うことも多いので、トランジションが多く発生する
C:中盤のパスの技術が高い
D:FWと右サイドの裏への飛び出しが効果的
E:FWのポストプレーが頻繁に用いられる
F:DFはストッパータイプとパサータイプがミックスされている
上記特徴を踏まえて、昨日の試合を評価すると、
A:1-4-4-2、1-4-2-3-1は機能していた。DF・MF・FW間の距離感もよい。
B&C:中盤のパスミスが多いためトランジションが多く発生。バタバタした試合になる。中盤一人ひとりが「良いパス」「格好いいパス」を狙いすぎる。長めのパスを好む傾向=確率が低い=ミスの原因。
D:序盤は裏へ飛び出す回数が多かったが、次第に減る。(疲労・サボり・効果的なマーク)
E:効果的なポストプレーで起点を作り前進するも、飛び出すフィニッシャーが不在。(Dが原因)
F:横幅の拡縮とスライド、適切なカバーリングで2試合を1点に抑えた。
2試合目で、パスのスキルが高いボランチをセンターバックにコンバートしたところリベロ的な働きを見せ、攻撃局面では1-3-3-3-1、守備局面では1-4-2-3-1へと変化させていた。中盤を制するための新たなオプションが獲得できた。